リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

今更ながらの自己紹介記事を書いてみた

こんにちは!リンコ(@manabunoda)です!

 

今更になりますが、今回は自己紹介記事を書いていきたいと思います。

時々自己紹介をする機会があるのですが、うまくできないことが多いのが気になっていまして。これまでの活動をまとめておきたいこともあり、自己紹介記事を書くことにしました。

 

では、書いていきます。

 

 

名前:リンコ(@manabunoda)

職業:病院薬剤師(100床未満;常勤薬剤師2名)

居住地・勤務地:福井県の西の方

 

 

【これまでの薬剤師人生】

2007年 近畿大学薬学部卒業/薬剤師国家試験合格

    大手調剤薬局に就職

2011年 管理薬剤師昇進

2013年 ブロック内の教育研修担当者兼務

2015年 地元の病院(現職)へ転職、現在に至る(薬剤部管理者)

 

 

【資格】

プライマリ・ケア認定薬剤師(2022年に2回目の更新)

スポーツファーマシスト(2023年で失効予定)

介護支援専門員

病院薬学認定薬剤師

ファイナンシャルプランナー2級

 

 

【所属学会】

日本病院薬剤師会

日本薬剤師会/福井県薬剤師会

日本医療薬学会

日本プライマリ・ケア連合学会

日本腎臓病薬物療法学会(2023年で退会予定)

日本医薬品情報学会(2023年から)

日本フォーミュラリ学会(2023年から)

 

 

【趣味】

twitter(twitter歴12年)

虎(阪神タイガース)の応援

お金の勉強

銘柄分析

音楽聞くこと/ライブに行くこと

ブログ

読書

 

 

【特技】

暗算(珠算ともに初段;県大会では優勝しました。過去の栄光です。)

※先日実家からトロフィーなどなどを持ち出してきたので記念撮影しました。

右側の写真は、珠算3級の問題を暗算で合格したという珍しいもので、ちょっとした自慢です。

中学校に入るくらいで辞めちゃいましたが、私の人生のピークでした(笑)

 

 

【座右の銘】

己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(論語)

 

 

【関わった書籍/web記事など】

伝え方の処方せん

1日1論文、30日で、薬剤師としてレベルアップ!医学論文の活かし方

チャイルドヘルス 2021年 05 月号

 

m3.com インタビュー(ファーマシストの流儀)↓

 

m3.com 小児誤飲(3部作)↓

 

さやぴー座談会↓

 

※Medical Tribuneで1年くらいコラムを書いたのですが、アクセスできなくなってしまいました…

 

【今の仕事観】

小さな町にある唯一の病院の薬剤師として、地域のために何をすればいいのかを常に考えています。患者さんに対しても、医療者に対してもですね。

小規模病院で、薬剤師が2名しかいませんので基本的には何でもやります。

地域包括病床と療養病床が半々ですので、超急性期の治療はしておりませんし、手術も整形の一部の手術だけです。

薬剤師としてのメインは地域包括病床になりますが、病床の特徴からも、患者さんの退院後の生活を気にしながら仕事をするようにしています。もちろん入院中の治療は大切ですし、十分に関わるようにはしておりますが、入院は患者さんの生活において一部分です。メインは在宅での生活ですから、そこでしっかり生活できるように、薬が使えるようにというのを常に頭に入れて仕事をしております。

 

 

【転職のきっかけ】

転職に至る経緯については、当時ブログに書きましたので、よろしければご覧ください。むちゃくちゃ長いんですけどね。

 

簡単にまとめます。

薬局長になって数年、次のキャリアをどうしようと考えたんです。薬局長を続けるか、エリアマネージャーになるかという選択でした。薬剤師を続けるかどうかすらも悩みました。薬剤師にはなりたくてなったわけではなく、特に薬剤師としての夢はなかったのです。薬局薬剤師になったのは、病院実習の印象が最悪で、絶対に病院薬剤師にはなりたくないと思ったからでした。

せっかくだから薬剤師のことをもっと知ろうと思い、いろんな研修や学会に参加し、たくさんの人と交流をしました。そして、素敵な薬剤師にたくさん出会い、まだまだ自分には薬剤師としてできることがたくさんあることに気づき、薬剤師を続けることにしました。

しかし、自分の見ず知らずの人のために医療を提供するのは疑問でした。どうせなら知っている人に提供したいなと。その分気持ちを入れて仕事もできると思いましたし。それに、毎年帰省する時に町がだんだん寂れていくのが分かったんですよね。このままいくと医療体制は今後どうなるのだろうか、放置してもいいのかなと。そして、地元に帰ってこようと思いました。大学を卒業する時には、絶対に田舎の地元になんて帰ってくるものかと思ってたんですけどね。人生分からないものです。地元の病院に就職した理由は、将来薬局を開局するためでした。地域の中心になっている病院のことを知っておかないといけないと思いましたし、薬局薬剤師として働くのであれば誰かの下で働くのは嫌だなと思ったのですが、いきなり地元に帰って開局するのは状況が全く見えておらず、リスクが高いと思いましたので。その後、辞め時を逃して今も病院にいます(笑)。ただ、自分のことを病院薬剤師より薬局薬剤師向きだとは常々思ってますので、いつか急に病院を辞める日がくるかもしれませんし、そもそも薬剤師自体を辞めるかもしれません。

 

 

【地元に帰ってきてよかったこと】

・お世話になった人に恩返しができて

「人生は恩返しの旅」だと常々思っています。これまでの人生ではたくさんの人にお世話になってきました。その人たちに恩は返していきたいんですよね、できれば直接。地元に帰ってきて、医療を通じて何か恩返しができているのではないかと感じています。お世話になった方が通院していたり、入院していたりしますからね。祖父も祖母も病院で看取れたことは良かったです。恩返しをしているつもりですが、また恩が増えていて、いつまで経っても返しきれないなと感じています(笑)。死ぬときにトントンになっていればいいかなと思いますけどね。帰ってきた時は、地元に対して何か貢献したい!という意気込みがあったのですが、今は地域にいて元気な姿を見せるだけでも十分なのかなと感じるようになってきました。気負わずやっていきたいですね。

 

・家族が好きになった

若い時は、家族なんてただの煩わしい存在としか思ってなかったのですが、大人になって帰ってきて変わった気がします。実家を出て10年経ってから帰ってきたわけですが、やっぱり昔とは見方が変わりましたね。特に両親の働く姿は、昔とは印象が違いました。あと、それなりに両親が老いていったことも大きいのかなと思います。若い頃と比べるとだいぶ関係性が変わってきた気がします。残念なことに、先日親が経営する店が倒産してしまったのですが、それも近くで見届けることができて良かったと思います。

 

・地元の祭りに参加できた

私の地元には6年に1回(数え年で7年に1回なので、通称、七年祭りと呼ばれます)のペースで開催される「高浜式年大祭」という祭りがあります。うちの町では祭りが生きがいになっている人が本当に多いんです。集まりがあれば常に話の中心は祭りです。みんな大好きなんです。私のtwitterのアイコンは、4歳の時に踊り子として祭りに参加した時の写真です。4歳、10歳、16歳と祭りに参加し、22歳、28歳の時には外に出ていたため参加できなかったのですが、34歳の時に久しぶりに参加することができました。半年前から週の半分は囃子の稽古をして、本番は1週間仕事を休んで、囃子を披露したり、神輿を担いだり。ほんと楽しかったですし、たくさんの地域の皆さんと繋がれたのが本当によかったと思います。次は令和7年に開催予定です。

 

 

【プライマリ・ケア認定薬剤師として】

自分の興味のある勉強会を追いかけていたら、たまたまプライマリ・ケア認定薬剤師の研修が多くて、どうせならと認定薬剤師を取得しました。当時はほとんどが東京での集合研修でしたし、研修費は高いし、かなりのお金を使いましたよ。。。今はオンラインになってますし、地方会等でも単位がもらえるので、お金のハードルはかなり下がってきている印象です。

プライマリ・ケアという分野は自分にとって居心地のいい分野ですので、しばらくは居続けようかなと思っています。

興味のある分野はSDH(健康の社会的決定要因)です。特にソーシャルキャピタルとかヘルスリテラシーですかね。この分野の啓発や研究には積極的に携わっていきたいと考えています。

今いる地域はプライマリケアですごく有名な地域なんですよね。運がよかったです。町の中では、他の医療職や、役場職員、地域住民と一緒になって様々な活動をしております。Facebookページがありますので、よかったらご覧ください。

たかはまコミュニティケアコンソーシアム

たかはま地域医療イノベーションセンター

けっこう健康!たかはまわいわいカフェ

 

 

【なぜ薬剤師になったか】

特に理由はないんです。高校で進路が見つからなかったので悩んでいた時、親に「薬剤師はどう?」と言われて、何となく新薬開発するのとか楽しそうだなと思ったからですね。ギリギリでしたが薬学部に合格することができました。大学生活を経ても特に薬剤師に興味が高まったわけでもなく。実習も適当(お互いに)でしたからね。中でも病院実習の印象が悪すぎたので病院は避け、何となく薬局薬剤師になりました。

でも薬剤師でよかったと思いますね。親も見る目があったのか。他の医療職は全部嫌です(笑)

 

 

【薬剤師としての夢】

別にないです(笑)その時々で自分に求められることをやっていくだけかなと思います。求められたときに十分に力を発揮したり、次に何が求められるかを先取りするためにも、日々の勉強や情報収集は怠らずにやっていきたいと思います。何よりも、楽しく仕事をやっていきたいですね。

 

 

【エビテンやってるよ】

月に1回「エビデンス展覧会(略して、エビテン!)」をツイキャスにて配信しています。今はメンバーが6人いるのですが、それぞれが選んだ論文をスライド1枚にまとめて発表しています。twitterで告知していますので、よかったらご参加ください!

 

 

【ブログを書いている理由】

何か参考になる人がいればありがたいなと思って書いています。自分の経験や知識を自分だけのものにするのはもったいないですので、少しでも共有出来たらなと。

月に1回を目安に、「田舎の地域医療を志す薬剤師」と題して、地域で働いていて感じたことなどを書いております。あとは、エビテンの配信をまとめたものをブログにしています。その他、発信したいことがあったときに書いています。

 

 

また気が向けば書き足していきたいと思います。

 

 

 

今回は以上になります!

参考になれば嬉しいです!

 

 

 ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村