こんにちは!リンコ(@manabunoda)です!

リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

最近読んだ本;働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~

 

今回読んだのは「働き方5.0~これからの世界をつくる仲間たちへ~」です。

 

こちらは、2016年に発売された落合氏の著書『これからの世界をつくる仲間たちへ』をアップデートして新書化されたものとのことです。私自身は同書を読んだことがありませんでした。

まず「働き方5.0」という考え方について、落合氏は以下のように書かれております。

2016年からよく目にするようになった言葉に「Society 5・0」(https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)という言葉があります。科学技術基本計画で提唱されたもので、〈サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会〉とされています。これまでの「狩猟社会(1・0)」「農耕社会(2・0)」「工業社会(3・0)」「情報社会(4・0)」に続く、新たな社会の姿です。それは、AIやロボットが幅広い分野で進化し、人間とともに働いていく時代=「働き方5・0」の時代とも言うことができます。  

 

私自身、現在の情報過多で、ググれば何でも答えが出てきそうな時代に、薬剤師として何をすべきなのかというのはここ最近の悩みでした。本書を読んで、なんとなくですがその答えの一つが分かった気がしました。

全体としては若者へのメッセージ色が強かったです。自分もまだギリギリ若者だと思っているので(たぶん勘違い!)、しっかりメッセージを受け取って今後の仕事に活かしていきたいと思います!

 

 

それでは本文を引用しながら、考えたことを書いていきたいと思います。

 

この5年ほどで、SNSの主体が「意識だけ高い系」になってしまったような気がしています。「意識だけ高い系」という言葉の解釈にもいろいろあるでしょうが、私の見たところ、無駄な自己アピールなどを除くと、その第一の特徴は、本人に何の専門性もないことが挙げられます。もうひとつは、専門性がないがゆえに自慢するものが「フォロワーの数」か「評価されない活動歴」「意味のない頑張り」程度しかないことです。意識だけが高く、そして高い意識を評価されない。彼らはよくベンチャー企業やサークルや学生団体を作り、「ミーティング」や「勉強会」や「イベント」「メディア作り」などと称して仲間と集まるのが好きです。  

 →確かに、SNS上にはいますね、やたらアピールしてる人。確かにつながりがあることは素晴らしいのですが、、、自分がそうならないように気をつけたいものです。

 

誰にでも作り出せる情報の中には、価値のあるリソースはない。その人にしかわからない「暗黙知」や「専門知識」にこそリソースとしての値打ちがあります。  

米国の経済学者であるレスター・C・サローは『知識資本主義』という著書の中で、これからの資本主義は「暗黙知」が重視される世界になると訴えています。「知識資本主義」の社会では知識が資本になるわけですが、それはどんな知識でもいいというわけではありません。誰もが共有できるマニュアルのような「形式知」は、勝つためのリソースにはならない。誰も盗むことのできない知識、すなわち「暗黙知」を持つ者が、それらを自らの資本として戦うことができるのです。

いずれにしろ、情報がシェアされる時代に自分の価値を高めるには、簡単にはシェアできない、そしてイメージすることのできない暗黙知を自分の中に深く彫り込んでいくしかありません。  

思考体力の基本は「解釈力」です。知識を他の知識とひたすら結びつけておくことが重要です。したがって大事なのは、検索で知った答えを自分なりに解釈して、そこに書かれていない深いストーリーを語ることができるかどうか。自分の人生とその答えはどうやって接続されていくのか。それを考えることで思考が深まり、形式知が暗黙知になっていくのです。 そういった能力は、考えたことの意味を「言葉や実装で説明する」努力をすることで養われます。私の東京大学大学院時代の指導教官である暦本純一先生(スマホなどで使われているマルチタッチのアイディアを世界で最初に作った人です)も「言語化は最高の思考ツールだ」と言っていました。

「暗黙知」とは経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のことで、経験知と身体知の中に含まれている概念のことで、その逆は「経験知」と呼ばれ「主に文章・図表・数式などによって説明・表現できる知識で、形となって表に表れているため、誰にも認識が可能で、客観的にとらえることができる知識」である。(wikipwdiaより)。

この暗黙知に関する記載が多くみられましたが、ここは重要なポイントなのだと思います。如何にして暗黙知を増やし、それを言語化し、武器にして戦っていくのか、それがこれからは必要になってくるのでしょう。

ブログを書いているのは「言語化」の練習の意味も大きいのですが、なかなか成長しないですね…得意じゃないのはよく分かったので、少しずつでも上手くなればと思っております。

 

したがって、これからの若い世代が考えなければいけないのは、「年収1000万円の会社に入ること(入って安心すること)」ではなく、「年収1000万円の価値がある人間になること」でしょう。その価値によって会社に採用されサラリーマンになったとしても、価値さえあれば別の会社に転職することも可能ですから、広い意味で一企業に縛られない生き方です。

そういう世界で「自分」の価値を高め、幸福な人生を送るには何をすべきなのか。これから自分の進む道を模索する若い人たちは、それを考えなければいけません。確固たる専門性とオリジナリティを持たないかぎり、この世界で「自分という人間の価値」を自己肯定することはできないでしょう。

→さっきの暗黙知の続きになりますが、どこにでも落ちている知識(=形式知)をひけらかすだけなら誰にもできますからね。どうやってオリジナリティを出して自分の価値を高めていくか。これですよね、大事なのは。

 

世界に変化を生み出すような執念を持った人に共通する性質を、私は「独善的な利他性」だと思っています。それは、独善的=たとえ勘違いだったとしても、自分は正しいと信じていることを疑わず、利他性=それが他人のためになると信じてあらゆる努力を楽しんで行うことができる人だと思います。そのためには、まず猿真似でもいいから始めること、そして自分の視座を執念深く追求し、興味を見つけ極めていくことが重要なので、たくさんの知識を貪欲に吸収してオリジナリティを追求していってほしい。それはこれから先、いつの時代でも幸福な生き方だと思います。

→はい、頑張ります!