リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

月刊ブログ 田舎の地域医療を志す薬剤師(2018.1)(餅は餅屋でしょ!)

12月の上旬、地区の餅つき大会があったので参加してきました。私もつかせてもらったのですが、私がつき始めた瞬間に失笑が。どうやらあまりに下手くそだったようです()。やっぱり「餅は餅屋だなぁ」と思った瞬間でした。

そういえば、仕事をしている上で「餅は餅屋だなぁ」と思うことが時々あるなぁと思いまして、ちょっとそのことを書いてみます。
ただ、これを書こうと思っていた矢先、日経DIオンラインで新井先生が先にそのような記事を書かれていました。
・「まずは”薬”をきっちり押さえてほしい

一応、今回のブログはこの記事のパクリじゃないですから!餅つき大会は
12月の上旬で、その時に構想がありましたから!まぁ別にどちらでもいいですが。

2
つの視点から書いていきます。
・病院薬剤師と薬局薬剤師
・薬剤師と他の医療・介護職


(
正直なところ、文章がうまくまとまらず…雰囲気を感じていただけると幸いです。
内容としては、色んな方に怒られそうな気もしますが、まあ一人の薬剤師の意見として理解していただければと。)

まずは「病院薬剤師と薬局薬剤師」についてですが、最近の病院薬剤師って業務の幅を広げ過ぎじゃないか?ってことです。学会で発表を聞いたり雑誌を読んだりしていると、在宅や外来業務、さらには地域の高齢者サロンで話をしている薬剤師までいますね(俺や!)。それぞれ素晴らしい活動だと思うのですが、それって本来は薬局薬剤師の仕事じゃないですか?って業務も多いのではないかと思うのです。
そりゃあ、何でもかんでも院内で済ませれば効率はいいですが、それでいいのかな?と。院外へ上手く外注するというか、役割分担をはっきりさせる必要があるのではないかと思うわけです。任せられことは任さないと、最終的には効率が悪くなってしまいますし。あと、地域という目線でいえば、やはり薬局薬剤師で、それをサポートしたり裏方として働くのが病院薬剤師の役割ではないのかな、と最近思います。
とはいっても難しいですよね。分かります分かります。

次に「薬剤師と他の医療・介護職」についてです。他職種の方に薬に関してアセスメントをしていただくことがありますが、「えっ?何でその方向になってしまうの?相談してくれれば良かったのに…」なんてことが時々あります。重要なことはしっかり相談してほしいな、と。まあでもどれが重要かという判断が難しいんでしょうね。
その他にも、うちの病院の場合は薬剤師が少なくて、他職種の方々に薬剤師の仕事を肩代わりしてもらうことは少なくないので本当に有り難いですし申し訳ないのですが。ただ、薬剤師が行った方が効率の良い業務はありますし、なによりその時間でそれぞれの職種の専門の仕事をしてほしいとも思いますし。忙しそうに見えるようですが、実はそうでもなかったりして。
その逆もあるのかもしれません。新井先生の記事にもあるように、まずは”薬”のことをしっかりやっていきたいですね。
私はこのように考えているので基本的に他職種に丸投げしますから、「ちょっとは手伝えよ!」と思われているかもしれませんね()

少し話は逸れますが、先日某学会のポートフォリオ発表会に参加してきました。患者さんの問題点に気づき、様々な視点から薬剤師が介入した症例を聞き、素晴らしいなと思いました。ですが…なぜ医師、看護師、その他の医療介護職種と連携していないのだろう、相談したら違う解決策があったのでは?という発表がちらほら。私が病院に来て最も良かったと思うことの1つは、他職種の役割を知ることができたことです。病院の中にいるから相談しやすいというのもありますが、困ったときはよく相談させてもらっています。彼らが問題解決の手段を持っていることも多いですからね。専門的な知識だと絶対に敵わないですから。薬局だとなかなか難しい部分もあるかと思いますが、そういった連携も重要なのではないかと思います。

てことで、来年に向けて餅つきの練習しておきます!(笑)


にほんブログ村 病気ブログ 薬・薬剤師へ
にほんブログ村