こんにちは!リンコ(@manabunoda)です!
今回読んだのはこちらの4冊です。
①「クスリとリスクと薬剤師」
②「その病気、市販薬で治せます」
③「深夜薬局 歌舞伎町26時、いつもの薬剤師がここにいます」
④「処方箋上のアリア 2巻」
薬剤師が主人公の4冊です!
どちらもすごく楽しみながら読めました!
では、少しずつ感想を。
やっと発表!以前からツイッターで描かせていただいていた漫画が一冊の本になります
— 油沼 書籍色々発売中!!!!! (@minddive_9) 2021年5月6日
・納豆を食べてはいけない人たち
・20万円の薬とは?!
・検査結果をお薬手帳に!
など、お薬や身体ににまつわる様々なエピソードてんこもり!
「クスリとリスクと薬剤師」5/28発売です!https://t.co/NcBqONgVDv pic.twitter.com/SHuWtG6nNZ
あるある事例ばかりで面白かったですねー
笑えない事例もたくさんありましたけどね💦
医療機関や薬局の待合室に置いておいて、一般の方に楽しみながらかつ勉強しながら読んで欲しいなと思いました。
こうやって漫画で面白おかしく描いてもらえるとすごく読みやすいですし、一般の方にも理解しやすいのではないかと思いました。
一番笑ったのは「痛みお知らせガール」ですね。
突然お嬢が現れて大笑いしました!
そしてなにより、
税込み1,100円!安い!
是非たくさんの方に読んで欲しいです!!
twitterのフォローをさせていただいております、くすりのkuriedits (@kuriedits)さんの著書ですね。
kurieditsさんはドラッグストアで働かれている薬剤師で、twitterやブログのドラッグストアとジャーナリズムを通じて情報発信されており、私もいつも勉強させていただいております。
「風邪を引いたらまず医者へ」そんな常識は過去のものに!? 国のセルフメディケーション政策で、おなじみの病院薬は次々に市販化、処方薬と市販薬の間の壁は融解しつつある。解熱鎮痛剤、花粉症薬、胃腸薬など定番の常備薬から、水虫薬、痔の薬、発毛剤、精力剤など人には言いにくい薬まで、最新の成分と実際の効能を解説。激変する市販薬事情をふまえ、薬局と薬剤師を大活用する方法を分かりやすく伝授する。
(新潮新書ホームページより)
kurieditsさんは、OTCに関する知識が豊富でOTCに熱い!というイメージでしたが、書籍を読んでみると私が思っていた以上でした。
「実は市販薬はすごい!」ということを伝えたい想いがひしひしと伝わってきました。
私自身が調剤薬局と病院の経験しかないためOTCの知識に乏しく、勉強になることがたくさんありました。
中でも「第4章 人には聞けない「あの薬」」は私自身知らないことも多く、kurieditsさんの知識量の多さに圧倒されました。(特に精力剤は勉強になりましたね!)
ドラッグストアにはたくさんの商品があり、一般の方が選ぶのはなかなか難しいと思いますので、薬剤師や登録販売者に是非とも相談してほしいですね。
検索してみたら、うちの町の図書館にも置いてあるみたいです!
選んだ人のセンスが素晴らしい!
こちらは新宿歌舞伎町にあるニュクス薬局を題材にした書籍です。
ネオン街の一角に、夜8時から営業する薬局がある。訪れるのは、親からの虐待を告白する多重人格の女性やコロナ禍で生活苦を訴える風俗嬢、「眠れない」とあせる入試前夜の高校生など、その事情はさまざま。誰かに聴いてほしい。でも、誰にも言えない。「何か」を抱えたお客さんとたった一人の薬剤師との物語。
(ShoPro Books ホームページより)
私がニュクス薬局を知ったのはNHKの「ドキュメント72時間」で取り上げられていたのを見た時でした。
その時はかなりの衝撃を受けたのを覚えています。
歌舞伎町(行ったことないけど…)で夜間だけ開局してて従業員1人って。キョーレピオンのボトルキープがあってそれを出勤(勝負?)前に飲んでいく人たち、なにそれ。お客さんは濃い人が多いし、かなり独特だな、と。
放送されたのが2015年だったため残念ながらホームページから記事は消えていましたが、youtubeでいくつか取材の動画が上がっていました。
「深夜薬局」には開局に至るまでの過程や薬剤師の中田さんの想い、様々なエピソードが描かれておりました。
エピソードはなかなか一般的な薬局ではお目にかかれないものばかりでしたね。
開局から7年経過しており、ニーズが上手く合致しているんだなと思うとともに、中田さんのあたたかい人柄があってこそだなと感じました。
こうやって気軽に入って相談できる薬局というのは理想的だなと思いますし、時代の流れとしても必要とされてきているのではないかと。
こういうのを見ると薬局薬剤師になりたくなっちゃいますよね(笑)
待ってました、2巻!
今回も薬局長の麻生さんがキレッキレでしたね!
ありそうで、なさそうで、ありそうな事件の数々でした。
処方箋や患者さんの表情や態度から何か違和感を読み取るのは薬剤師の特殊能力だと思いますが、それが存分に活かされていたと思います。
「あれっ?なんかおかしくない?」みたいなのが時々あるんですよね。
あとは、1巻もそうでしたが、薬に関するの豆知識がところどころにまとめてあるのがいいですね。
今回は処方箋の読み方や相互作用、複数薬効のことなどについてイラストで大変分かりやすくなっておりました!
麻生さんの過去についての話題も出てきましたが、気になります!
早くも続編が楽しみ!
なんか「亜理亜薬局」ってちょっと「ニュクス薬局」っぽいですね。
気のせいかな。
「処方箋上のアリア①巻」についてはこちらから↓
今回は以上になります!
参考になれば嬉しいです!