こんにちは!リンコ(@manabunoda)です!
私の住んでいる町では、月に1回、医療者や地域住民が集まり、テーマに沿っておしゃべりをする「健高カフェ」を開催しており、私はその主催者の一人として参加しております。
「健高カフェ」についてはファーマトリビューンの連載で書いたことがありましたね。
この健高カフェですが、新型コロナ感染症の拡大にて2020年3月を最後に休止しておりました。
みんながテーブルを囲んで、お菓子を食べながらわいわい話をするのがコロナ禍に合ってなかったんですよね。
ただ徐々に対策は分かってきましたし、そろそろ再開したいな…ということで協議を重ね、9月より再開することとなりました。
医療者が中心にいるので若干躊躇はしましたけどね。
以前よりも少し広い会場にして、できるだけ密にならないようにイスの間隔をあけ、またzoomを使用してのオンライン参加も可能としました。
参加者には入場時に体温を測定してもらい、住所・連絡先を記載していただくことも始めました。
9月は「オンライン」、10月は「コロナ」、11月は「相続」をテーマとして行いました。
再開しての感想ですが、まず最初に思ったのは、「対面で意見交換できるのは楽しい!」ということです。
休止している間は主催のメンバーとも合っていなかったので、合って話ができるのがすごく嬉しかったですし、楽しかったです。
オンラインでも話はできますが、やはり対面の方がいいなと感じました(うまく言語化できませんが、表情とか距離感とか気軽さとか。何かいいですね。)。
ただし、「オンライン開催の難しさ」も同時に感じます。
いつも地域住民の高齢者が数人参加されてたのですが、会場がやや交通の不便な場所に変わり、来れなくなる人がでてきました。
じゃあオンラインで!というのは簡単ですが、高齢者にはそれは難しいように思います。
高齢者のグループでもzoomの研修会を行い、上手く使いこなせる方もいらっしゃいますが、それはごく一部です。(でも使いこなしてる人はホントに上手に使われてました。)
参加のハードルが上がってしまったかなと感じております。
11月はzoom参加がほとんどいなかったですし、やはり対面でおしゃべりをできることがこのカフェの売りだったので。
難しいところです。
また本会場には10名程度の参加者がいますので、そこでの議論をどのように配信するのか?というのも課題です。
これに関してはあくまで本会場が中心で、zoomでの参加者は+αの形になるのは仕方ないのかなと思います。
マイクを上手く使いながら、少しでもオンライン参加の方に議論を届けられれば、と試行錯誤です。
そしてもう一つ。
「地域住民と話をすることの大切さ」を再認識しました。
自分の原点というかなんというか。
どうしても病院の中にずっといると、結果として「病気」の人ばかりを見てしまっているので。
そうじゃない人の方が圧倒的に多いですし、また入院しなくても外来で治療を続けられている人もいるわけですし。
地域住民の皆さんから医療での困りごとや、医療とは関係のない町の中のことを教えてもらうのは大変意味のあることだと改めて実感しました。
てことで、12月のテーマは「オンライン忘年会」!
オンラインに戻るんかーい!(笑)
今しかできない試みかもしれないですね。
早くみんなでお酒を飲めるような世の中になるといいなーと思いながら。(下戸ですが)
しばらくはオンラインと対面とをコラボさせながら、できるだけ多くの人に参加していただけるように考えてやっていきたいと思います。
今回は以上になります!
参考になれば嬉しいです!