リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

月刊ブログ 田舎の地域医療を志す薬剤師(2016.12)(2016年を振り返って)

2016年は、自分自身で薬剤師としての成長を感じ取れた1年だったように思います。
1番大きかったのは、検索言語として英語が定着したことです。
これは本当に大きかったです。
数年前から少しずつ行ってはいましたが、慣れずに、あまり定着していませんでした。
今年、とある臨床疑問について調べるために色んな単語で検索し、
たくさんの英語の文献を読んだことで、かなり身近になった気がします。
同じような背景のものをまとめて読んだことで、その事象の真実味が増したり、
逆に分からなくなったりすることがありましたが、
こういったことが文献を読んでいく意味の1つなのかなと感じました。
そしてそれを通して考えたことをまとめて、処方提案をして、それが実際に適応される。
この過程を経験できたことが良かったように思います。

臨床疑問について調べ、分かったこと・考えたことを処方提案等し患者さんへ適応し、
それをフォローしていく。
こうやって成長していくのかな、と。
まだまだ検索・解釈の能力は低いですが、
繰り返すことで少しずつ成長していければと考えております。

今年は何度か発表させていただく機会があり、そこでの成長も大きかったように思います。
準備は大変でしたが、その途中で学ぶことは多かったですし、
何よりも発表することで様々な意見をお聞きすることができ、大変勉強になりました。
来年は未定ではありますが、また機会を見つけて発表をしていきたいと思います。

また、薬剤師って重要だなと思う機会が多かったようにも思います。
処方提案にしろ、監査にしろ、他職種からのご用聞きにしろ。
医師や看護師と話していて、「えっ、そんなことも知らなかったの?」と思ったことも何度かありました。
今後の情報発信の重要性を感じました。

これは毎年毎年ですが、今年もツイッタランドの皆様には大変お世話になりました。
日々のやり取りはもちろんですが、今年は「JJCLIPワークショップ」、「医療薬学会(特に、TKGオフ会)」、「居酒屋抄読会」等のリアルの場で
様々な方とご一緒することができ、大変ありがたかったです。

その一方で、ブログが全然書けなかったですね。
来年は、もう少し書いていきたいな、と。

てことで、来年の目標は『アウトプット&結果』にしたいと思います。
そのままではありますが、様々な形でアウトプットする機会を増やし、それを含め何かしらの結果につなげることにこだわっていきたいと思います。

来年特に力を入れていきたい分野は、「糖尿病」「緩和」「栄養」です。
どの分野も、最近当院での必要性が高まってきている気がしています。
この3つの分野を中心に学習していきたいと思います。

最後に…
明日から新しいブログが始まります。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。