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リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

月刊ブログ 田舎の地域医療を志す薬剤師(2015.2)

最近はうまく考えがまとまらず、ブログが更新できていませんでしたが、今日は何とか書けそうです>_<

今回は病院の院外採用薬について書いていきます。

当院の院外採用薬は、先日まで約1,200品目ありました。
どうやら長い間放置されていたようで、新規採用はするものの、採用の削除はしばらくしていなかったようです。おそらく、こんな病院は多いのではないか?と思います。
私がかつて勤めていた薬局の門前の病院もそうでした。
急に新しい薬剤が処方される。かと思えば数年処方されていなかった薬剤が急に処方される。
さて、困るのは誰でしょうか?
患者さんは薬剤が入荷されるまで待たなければなりません。特に今いる地区では、急配ができずに1日2回朝・夕の配送なので大変です。
薬局も大変です。なぜか在庫がないことを薬局が患者さんに(たまにキレられたりしながら汗)謝り、とりあえず在庫しないといけません。そして、デッドストックになることも多いです。もちろん、ほかの薬剤に変えてもらえませんか?っていう疑義をすることもしましたが、変わらないことも往々にしてありました。

病院側としてもデメリットがあります。
まず第一に処方可能な薬剤が多いということは、間違えてオーダーする可能性があるということ。
また、転院してきた患者さんなんかに、マスタがあるというだけでよく知らない薬剤を処方することができてしまうということもデメリットですね。先日は、他の要件で医師を尋ねたところ、ジスチグミンを2錠で服用していた転院患者の処方をそのまま2錠で処方しようとしておりました。訳を説明して1錠にしてもらえましたが、もしあのまま処方が出て、万が一薬局薬剤師がスルーして、副作用が起こって…とかなったら、、、考えたくもないですね。
薬剤師の立場からすると、適切な医薬品情報を伝えないといけないのに、薬剤が多いと煩雑になってしまいます。これが最大の悩みでした。

ということで調べてみようと思い、当院採用薬剤一覧を門前薬局へ持っていき、在庫がない薬剤やそろそろ期限が切れそうだから処方して欲しくない薬剤を書き出してもらいました。
その結果、なんと200品目強が該当しました。
また、過去2年間処方のない薬剤を調べた結果、これもまた約200品目になりました。
そこで医師と相談したり、薬剤部で検討した結果、約190品目の採用削除となりました。
ただ、まだまだ多いです。2年で1,2回しか処方されておらず、他剤で代替可能な薬剤も多くあります。

今年中にもう一度見直して、さらに200品目くらい減らしたいですね。

しかし、減らしすぎるのも問題で。うちのような総合診療が必要な病院では、一通りの薬剤の採用が必要なように感じています。先日も医師から連絡があり、「○○って薬使いたいんやけど採用がないみたい。なんか代わりの薬ある?」と言われました。が、代用できるものがありませんでした。それほど珍しい疾患ではなかったので、患者さんに申し訳ない思いでした。なかなか難しい問題ですけど、一通りベースとなる薬剤は採用にしておく必要があるのではないか、と考えました。相談して、来年度中にはある程度答えを出したいなとは思います。もちろん、なかなか処方されない薬剤もあるかとは思いますが、そこは地域柄ということもあるので、薬局に無理を言わないといけないのかな?とも思います。その辺は理解していただけると思うので…


採用薬剤については、この一年悩んでみたいと思います。何か面白い取り組みなどありましたら教えてください☆彡

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