リンコ's diary

田舎の地域医療を志す薬剤師

「ファーマトリビューンweb」での連載が始まりました!&第1回の裏話を少し

さてこの度、「ファーマトリビューンweb」にて、『田舎の薬剤師 地域医療への貢献を模索中!』という連載が始まりました。

ptweb.jp

第1回は、以前このブログで書いた“転職日記”をギュッとまとめたものになりました。

第2回以降は地域での取り組みや普段の業務で感じていることなどを書いていく予定です。

飽きられるまでは頑張って書いていこうと思いますので、よろしければ読んでくださいませ♪

 

前述したように、第1回は“転職日記”をまとめたものになったのですが、5年前の自分の記事をまとめるという、私にとってはかなりの苦痛を伴う作業で。基本的に自分の書いた記事は読み返さない(読み返すとイライラするんですよね)ですし、しかもそれが5年前ということで、まあ恥ずかしい…キラキラしたことも書いていますし、「何書いてんの??」と思いながら(笑)

 

でも、ただの“転職日記”を書くだけじゃつまらないから、何か"裏メッセージ"を込められたらな、と思いまして。あの時はどんな気持ちで書いていたのかなぁと考えてみたんですが、たぶん何も考えてなかったですね(笑)せっかくなので記録に残しておこうかな、くらいの気持ちだったんだと思います。。

あーだこーだ考えていたのですが、なかなか妙案が浮かばなくて。注意しようと思ったのは、「前の会社の悪口にならないように」という事と「門前薬局や保険薬局を否定しないように」という事です。本文中にも書いたのですが、前の会社には、今となっては感謝しかないわけです。“今となっては”ですがwそれと、薬局のあり方について疑問を持ったのは確かですが、だからといって門前薬局や保険薬局を否定するわけではありませんでしたし、今もそうです。むしろ今は、その経験を活かして薬局の最大の見方でありたいと思っています。それに本当は、病院ではなく薬局で働きたい、と思っているとか思っていないとか。。。

「田舎で働く素晴らしさ」とも違って。たまたま私のその時の“答え”がそうであっただけであって、そうでない人も多いはずです。それぞれがそれぞれの適した場所、好きな場所、置かれた場所で働けばいいと思うのです。何もこの働き方が全てではないですし、みんなに田舎で働いてほしいわけではありませんし。

そして思いついたのが、「先が見えなくなった時に行動することの大切さ」です。私にとってこの転職に至る過程での最大の収穫は、そのことを学べたことではないかと思うのです。

私にとっての大きなターニングポイントは、あの時、九州のちょっと変わった(いい意味で)薬剤師に出会えたことだと思っています。ほんとに私にとってはあれが大きかったです。その他にも、あの時期に色んな所に出かけ、たくさんの方々と出会いました。今はそれが大きな財産となっています。そして、田舎の地元に帰るという自分なりの“答え”を見つけ出したのです。

もしかしたら読者に、仕事の先が見えずに悩んでいる人がいるかもしれません。そんな時は私のように、色々と行動をして、たくさんの人に会うことをお勧めします。もちろん、“ハズレ”もたくさんありました。でも、どれが“アタリ”だなんて分からないですから。あとは日頃の行い次第です(笑)

 

そんなメッセージも込めて書いたつもりです。(ただ記事を読み返してみると、思いの外その辺りの記述が薄くなっておりまして…ちょっと失敗したかな。)

 

あと、実名を出すのかどうか、という問題もあったのですが、せっかく地域のことを書くのに、どこの誰か、どこの地域なのか分からないと全然説得力がないので、思い切って出すことにしました。もう色々諦めました(笑)

 

てことで、第2弾は「知り合いがたくさんいる中で働くこと(仮)」になる予定です。

よろしければ読んでください♪